メニエール病とビタミン

本記事をご覧頂きありがとうございます。
本日はメニエール病における栄養のアプローチについてのお話になります。

メニエール病や突発性難聴など、耳のトラブルはテレビやSNSでも芸能人の方が度々発症されているニュースも耳にする機会がありますね。

私も3年ほど前に右耳だけ低音の耳鳴り(家電のモーター音のようなブーンという音)が急に聞こえ始め、耳鼻科を受診したところ突発性難聴、メニエール病の疑いがあると診断を受けた経験があります。

私の場合は処方された耳周りの血流を良くする薬を飲んでも一向に改善が見られず、たまたまネットの情報で鍼治療に辿り着き、治療を受けたところ3週間ほどで症状が良くなり、症状が出ている間に感じていたストレスがなくなり生活の質が向上したのを今でも覚えています。

その時に鍼灸での治療と合わせて意識していた栄養面からのアプローチをご紹介していきたいと思いますのでよろしければご覧くださいませ。


※注意
本記事では主にメニエール病の原因に基づいて、栄養学の面から有効である可能性があるアプローチのご紹介となります。

治療における最優先事項は医療機関の受診、主治医の指示に従って治療を進めていくことになりますので、その中で生活習慣の見直し・改善を図る際の食事、栄養面の見直しという位置付けで参考にして頂けますと幸いでございます。

  • メニエール病の主な原因

メニエール病の原因は、耳の奥にある内耳という箇所のリンパ液が増えて浮腫んでしまう「内リンパ水腫」が原因であると言われています。

内リンパ水腫の原因は明確にはわかっていませんが、ストレスや睡眠不足、疲労、気圧の変化、几帳面な性格などが関与していると考えられています。

そのため、本記事における栄養面でのアプローチは内耳の血流を良くしてあげることでリンパ液も流れることによる浮腫みの改善を狙っていくものになります。

  • 意識して摂る栄養素
  • ビタミンC
    →1000mgずつ1日に数回に分けて摂る
  • ビタミンE
    →400IUから1ヶ月ごとに徐々に増やしていき、1600IU程度まで増やす
  • ビタミンB郡
    →マルチビタミンで摂る
  • ナイアシン
    →フラッシュタイプを50mg程度から増やしていく(体調の変化を見ながら無理はしない)

    これらの栄養をサプリメントを活用して取り入れていくのが良いでしょう。

  • 上記の栄養摂取以外に実践できると良いこと
  • エネルギーとして必要ない糖質をできるだけ摂らない

    過剰な糖質の摂取は血液の粘土を上げてしまいます。

    血液の流れを良くするためにもご飯、麺類、パン類、お菓子類、果物類などの摂取は過剰にならないように適量に留めましょう。

  • 有酸素運動

    有酸素運動には血流を良くする働きがあります。

    少し息が上がるぐらい(会話しながら継続できる程度)のウォーキングやジョギング、自転車、水泳、エアロビクスなどを行っていきましょう。

    時間や頻度は無理のない範囲から行い、継続して行うことを心がけていきましょう

いかがでしたでしょうか。

耳鳴りやめまいは生活の質を下げてしまうため、症状に少し改善が見られ解決の兆しが見えてくるだけでもストレスが緩和されてくるのではないかと思います。(実際に私もそうでした)

本記事が症状の改善に対して少しでも参考になれば大変嬉しく思います。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次