季節と基礎代謝

本記事をご覧頂きありがとうございます。

本日は季節毎の代謝の変動に関する記事となります。
というのも、基礎代謝は一年間で常に一定というわけではなく様々な要素によって上下します。

本記事では基礎代謝と季節による変化についてそれぞれ解説していきたいと思いますのでよろしければご覧ください。

  • 基礎代謝とは?

基礎代謝とは、私たちが生きていく上で必要になるエネルギーのことを指します。
主に呼吸や心臓の拍動、体温の調節など、無意識に行われている生命活動に消費されるエネルギーです。

24時間寝ていても呼吸や心臓は止まることなく、体温も36°前後を保てているのは体の中で様々な物質をエネルギーに変換し消費していくことで生きていることができているのです。

この基礎代謝は性別、年齢、筋肉量、ホルモンの分泌といった要素でも増えたり減ったり変化するため正確に測るのは困難なのですがおおよそ以下の値となります。

男性→1500kcal〜2000kcal程度
女性→1100kcal〜1600kcal程度
※上記の数値から年齢、体重、筋肉量、ホルモンの分泌などで±が起こります

かなりざっくりではありますが上記が男女別のおおまかな基礎代謝量であり、1日に何もしなくても生命維持のために消費されているのです。
※駅の階段を登る、ジムで走る、一駅分歩くなどの身体活動による消費は上記には含まれません

ここで注意しておきたいのがダイエットの際はお食事のカロリーを調整することが必須となりますが、この基礎代謝分程度はしっかり摂らないと身体の中で栄養が不足してしまい、以下のようなデメリットが症状として現れてしまうリスクがあるのです。

〈 症状の例 〉
・低体温
・貧血
・便秘
・拒食症&過食嘔吐
・倦怠感
・代謝の低下

  • 季節毎の代謝の変化

代謝は一年中一定というわけではなく季節によっても変動します。

特に気温が下がってくる11月頃から徐々に代謝は上がり始めるため、特に気温が下がる冬の時期は気温の変化に合わせて身体は沢山熱を生み出して体温を36°前後に保つ必要があるため自然と代謝が高くなるのです。

もちろん暑い夏の時期と比べて極端に増えるわけではありませんが数%増えるだけでもダイエットに与える影響としては大きくなります。

〈 基礎代謝が1日1500kcalの場合 〉

代謝が4%ほど増えると仮定し
1500kcal×4%=60kcal

消費カロリーが1日60kcal増える×30日間=1800kcal

体脂肪1kgは約7200kcalのため、7200÷1800kcal=250

体脂肪が250g分、余分に落ちる

といった形になります。

たった250gと感じるかもしれませんが、時間も費用もかからず努力を一切しなくても勝手に代謝が上がってくれるのは嬉しいポイントですね。

もちろんこれだけで体脂肪が減るというわけではありませんが、代謝が上がって消費が増えている時期にお食事、筋力トレーニング、有酸素運動など組み合わせて行っていくことで効率よく体脂肪を落としていくことが可能になります。

また、気をつけておきたいポイントとしましては寒くなることで活動量が少なくなる点においてはダイエットに関して注意が必要となります。

体脂肪=非常用のエネルギーのため、消費が多い環境を構築した方が非常用のエネルギーが使用される機会が増えることになりますので外に出なくても掃除や片付けなど家の中でできるだけ動いて消費を増やすことも大事ですね。

いかがでしたでしょうか。

今回は特に何かをしないといけないというわけではなく、寒くなると何もしなくても代謝は自然に上がってくるため知識として持っておいて飲み会や忘年会、その他の会話の中での話のネタとしてお使い頂けますと幸いです。

本日も最後までご覧頂きありがとうございました。

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