幼少期の鉄不足
本記事をご覧頂きありがとうございます。
本日は鉄が不足した時の体に起こる不調についての記事となります。
その中でも幼少期にスポットをあてて深掘りしていきたいと思います。
基本的には鉄不足は男性よりも女性のほうが圧倒的に不足しやすく、月経による出血がそのまま鉄不足に影響しているパターンが非常に多いです。
ここで一点、違和感を感じることができましたでしょうか。
本日のテーマは「幼少期」の鉄不足がテーマになりますので月経による出血は当てはまらないのです。
成長期ということもあり基本的には多くの鉄が体内に蓄えられている段階のため、不足している原因は他にあるということが推察できます。
その際、以下のような不調(行動)を示すことが多くなりますので心当たりがないかどうかチェックしてみましょう。
- ギャン泣きして止まらない
- 姿勢が保持できない
- じっとしていられない
- 朝起きられない
- 食事量が極端に少ない
- 集中力がない
- 異常に怖がる、過剰に不安を感じる
いかがでしたでしょうか。
こういった行動は全く起こらないということはもちろんありませんが、周りのご家族のお子様と比較した時に明らかに回数が多い、違和感を感じるようであれば鉄が不足している事で上記のような行動に繋がっている可能性があります。
更にここで病院に連れて行くことで「発達障害」「自閉症スペクトラム」「ADHD」など症状に当てはめた病名をつけられてしまいます。
ここで大切なのはそういった病名がついてしまうことで本人が辛い思いをしたり苦労してしまうという事です。
お子様の様子で違和感を感じた時はまずは血液検査で鉄が不足していないかを確認してみましょう。
- 鉄不足で起こる可能性のある不調の種類
鉄が不足することで必要なホルモンやエネルギーが作り出せなかったりする事で以下のような不調が起こる可能性があります。
- ドーパミン不足によるうつ病
- 甲状腺機能の低下
- 腸内環境の悪化
- 下痢、便秘
- 過食症や拒食症の発症
直接命に関わるものではありませんが中には生活の質を著しく低下させ充実した人生が送れなくなってしまうものも存在します。
また、これらは幼少期関係なく大人でも起こる可能性があります。
- 不調を起こさないために
- 妊活に入る前の段階でお母様の貯蔵鉄が少なくなっていないかを血液検査で確認する
鉄の貯蔵量や腸内環境は基本的にお母様の状態が受け継がれることになります。
血液検査で貯蔵鉄(血清フェリチン)の値が低値(50以下)になっていないかを確認しましょう。 - 既にお子様がいらっしゃる場合で不調、違和感を感じる場合も同様に血液検査で確認する
いかがでしたでしょうか。
栄養不足からくる不調が緩和されればお母様もお子様も共に生活の質がより高まり、健康で豊かな人生を送ることに繋がっていきます。
本記事が普段の栄養を見直すきっかけだったりお悩み解決の糸口となれば大変嬉しく思います。
ご質問などありましたら公式LINEよりお問い合わせも承っておりますのでよろしければご活用くださいませ。
本記事を最後までご覧頂きありがとうございました。