悪夢と夜間低血糖
本記事をご覧頂きありがとうございます。
本日は寝てる際に見る「夢」の中でも「悪夢」についての記事になります。
- 何者かに刺される、突き落とされる、追いかけられる
- 過去の実体験に基づくトラウマを思い出す
- 事故に遭う
- いじめられる、仲間はずれにされる
- 歯がボロボロになる
など悪夢の種類は人によって様々ではありますが、途中で起きてしまい熟睡できないことで翌日のパフォーマンスが低下してしまうなど、できることなら避けたいのではないかと思います。
本日はそんな悪夢に焦点を当てて、原因や対策を解説していきたいと思いますのでよろしければご覧くださいませ。
- 悪夢を見る原因
悪夢を見る原因は寝ている間に低血糖を起こしている事が主な原因になります。
私たちは起きている間は食事から栄養を摂ることで血糖値が下がらないように調整できますが、寝ている間は食事をとることができません。
そこで食事の代わりにホルモンを分泌する事で血糖値が下がりすぎないように調整しているのです。
〈 血糖値を上げるホルモン 〉
- コルチゾール
- アドレナリン
- ノルアドレナリン
この中だとアドレナリンが一番聞き馴染みのあるホルモンかなと思います。
血糖値を上げる以外にも心拍数や血圧を上げていわゆる戦闘体制のような状態を作るホルモンになります。
通常コルチゾールは明け方から徐々に分泌量が増えていくため夜間にコルチゾールの分泌が起こるのは自然な体の反応になりますが、コルチゾールがなんらかの理由で分泌できない場合にアドレナリンやノルアドレナリンを分泌させて血糖値をどうにかして上げようとした結果、睡眠中に覚醒、動悸、冷や汗、歯ぎしり、悪夢などの反応が起きてしまうのです。
- 夜間の低血糖を対策するには
- 就寝前にゆっくり吸収される糖質を摂る
・はちみつ
・玄米
・オートミール
・ほしいも
量や種類は個人差がありますので色々と試しながら自分に合った効果を実感できるものを探していきましょう。 - コルチゾールを作るための栄養をしっかり摂る
・たんぱく質
・ビタミンC
・ビタミンB郡
・ビタミンA
・ビタミンE
・亜鉛
コルチゾールを作るためにはこれだけの栄養が必要であり、量が少なかったり種類が少ないと本来であれば100作れるはずだったコルチゾールが60しか作られず結果的にコルチゾールが枯渇・不足してしまいます。 - コルチゾールの無駄遣いを防ぐ
・カフェインの摂取
・激しい運動
・急激な気候の変化
・人間関係などのストレス
・サウナ
これらはあくまで一例ですが共通して言えるのはお身体に対して何かしらの負荷(ストレス)がかかっているという事です。
サウナや筋トレはもちろんメリットもあり健康な方が実施する分には良いのですが、体調が良くない人が実施するとお身体にとってマイナスになってしまいますので注意が必要です。
いかがでしたでしょうか。
栄養をしっかり摂ってコルチゾールを作り、作ったコルチゾールを無駄に消費しないようにする事で寝ている間に血糖値を安定させるために適量分泌できる状態にしておくことでアドレナリンやノルアドレナリンなどの交感神経が活性化されるホルモンの分泌を抑えられ、悪夢を見にくくなることにも繋がっていきますので悪夢でお悩みの方は是非意識してみて頂けますと幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。