栄養から考えるインフルエンザ対策
本記事をご覧頂きありがとうございます。
本日は関東圏を中心に6年ぶりにインフルエンザの警報が発令されたということで、栄養学の観点から優先的に意識して摂りたい栄養と含まれる食材を解説していきたいと思います。
年末ということで睡眠不足やお仕事の忙しさも相まって疲労が溜まっている方も多いのではないでしょうか。
今年もあと残り数日となりますので年末年始を元気に過ごすためにもぜひ最後までご覧ください。
- 意識して摂りたい栄養3選
- ビタミンC
免疫力を高める働きのあるビタミンになります。
ビタミンCは水溶性のビタミンであるため、定期的に排泄されてしまいますので一日3回程度を目安に複数回に分けて摂ることが大切になります。
また、水溶性という性質上茹でる、煮るといった調理法の場合ビタミンCが汁に溶け出してしまうため茹で汁をそのまま利用するまたは焼く、蒸すなどの調理法がおすすめになります。
〈 ビタミンCの多い食材 〉
・ブロッコリー
・パプリカ
・キャベツ
・キウイ
・オレンジ
・グレープフルーツ - ビタミンA
粘膜を強くする働きのあるビタミンになります。
ビタミンAはビタミンCとは異なり脂溶性のビタミンのため、脂質と一緒に摂ることで吸収率が上がるのが特徴になります。
また脂溶性のビタミンは水溶性とは異なり排泄されにくく、体内に残りやすいのが特徴になりますがその分過剰摂取になってしまわないように注意しましょう。
〈 ビタミンAの多い食材 〉
・レバー(豚/鶏/牛)
・銀たら
・卵
・チーズ
・にんじん
・モロヘイヤ - ビタミンD
ビタミンDは主に骨の成長を促したりする働きに加えて免疫を高めるなどの働きもあることが分かっています。
ビタミンDはビタミンA同様脂溶性のビタミンであり脂質と一緒に摂ることで吸収率を高めることができます。
また、日光を浴びることで身体の中で作ることもできるのですが、お仕事をしていると外に出る機会は限られてしまい十分な量のビタミンDを作れない可能性もありますので外にいる時間が短いことに心当たりがある場合は食材からも摂り入れていきたい栄養になります。
〈 ビタミンDの多い食材 〉
・イワシ
・鮭
・まぐろ
・卵
・しいたけ
・まいたけ
ビタミンDは太陽の光を浴びることでも体内で作ることができますが年齢を重ねるごとにビタミンDを産生する能力も落ちてくるため、年齢を重ねるほど食事からの栄養摂取が大切になります。
いかがでしたでしょうか。
もちろん上記三つだけを意識して摂れば良いという極端なものではなく、バランスを考慮したうえで上記三つを意識して積極的に摂れると良いものになります。
うがい手洗い、マスク、十分な睡眠など他の対策と組み合わせることで感染リスクも抑えやすくなりますので合わせて意識していきたいですね。
また、一部内容が重複しますが12月9日に投稿した「体調管理と免疫」も合わせてご覧頂けますと幸いです。
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https://cococal-gym.com/体調管理と免疫/
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。