植物性たんぱく質のメリット

本記事をご覧頂きありがとうございます。
今回はたんぱく質の中でも主に大豆由来の植物性たんぱく質のメリットについて解説していきたいと思います。
これまではたんぱく質はお肉、お魚、卵などの動物性のたんぱく質摂取が主でありましたが、近年では植物性たんぱく質も徐々に注目を浴びてきており健康面においても様々なメリットがありますのでぜひ最後までご覧ください。
- 植物性たんぱく質のメリット
植物性たんぱく質のメリットには以下のようなものがあります。
- 動物性たんぱく質のリスクを減らせる
動物性たんぱく質はたんぱく質が摂りやすい反面、以下のようなデメリットもあるため摂りすぎには注意が必要です。
植物性たんぱく質も交えてたんぱく質を摂取することで栄養のバランスが偏りにくく、より健康的な食事を摂ることができます。
〈 動物性たんぱく質のデメリットの例 〉
◎鶏胸肉やレバーはプリン体が多く、尿酸値に影響を与える
◎赤身肉は大腸がんの原因となることが分かっている
◎ウインナー、ベーコンなどの加工肉は添加物が多く、中には発がん性の可能性が示唆されているものも存在する
これらは健康の観点から摂りすぎないように注意することが大切になります。
また、体作りには鶏胸肉や赤身肉は優秀なたんぱく源となる側面もありますので、アスリートや筋肉をつけることを目的とする場合などは健康面も踏まえつつ競技力の向上に繋がるように量や種類を選択していくことが望ましいと言えます。 - イソフラボンが摂れる
植物性たんぱく質は大豆由来のため、大豆に含まれるイソフラボンを同時に摂ることができます。
このイソフラボンは女性ホルモンの一種であるエストロゲンというホルモンと似た働きをすると言われており、ホルモンバランスを調整する効果が期待できます。
女性ホルモンに対するメリットが得られるため、特に女性は意識して取り入れていきたいですね。 - 吸収の速度が緩やか
プロテインとして摂取する場合、ホエイプロテインの吸収速度が1時間程度なのに対して大豆由来のソイプロテインは吸収時間が3〜4時間程度になります。
ホエイプロテインはトレーニング前後や起床直後でたんぱく質を速やかに吸収させたい場合に有効なのに対して、ソイプロテインは吸収時間が比較的緩やかであることから間食や就寝前のタイミングで摂って頂くことで血中のアミノ酸濃度を保ち筋肉が分解されにくい状態にすることができます。 - 乳アレルギーの方でもプロテインが飲める
スーパー、コンビニ、ドラッグストアで販売されているプロテインはホエイプロテインの割合が殆どであり乳アレルギーの方は控える必要があります。
一方で大豆由来のソイプロテインは大豆アレルギーの方は控える必要がありますが、お持ちのアレルギーの種類によって活用するプロテインを変えていくのも一つの方法になります。
- 植物性たんぱく質を摂るには
植物性たんぱく質を摂るには以下のような食材から召し上がって頂くのがおすすめです。
〈 大豆類 〉
◎納豆
◎枝豆
◎湯豆腐&冷奴
◎大豆ミート
〈 穀類 〉
◎玄米
◎オートミール
〈 サプリメント 〉
◎ソイプロテイン
中でも大豆ミートはミンチ状に加工されたものやスライスしたお肉状に加工されたものも販売されており、お肉の代わりとして料理に使用できることから非常に汎用性が高い食材となります。
いかがでしたでしょうか。
たんぱく質を意識して摂ろうとすると、どうしても動物性たんぱく質の割合や頻度が多くなってしまいます。
その中で極端に偏ったお食事にならないために、植物性たんぱく質を摂ることを意識していくことでより健康的なお食事となるように食材の選定を行っていきましょう。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。