猫背の原因と改善策
本記事をご覧頂きありがとうございます。
本日は猫背について原因と改善策を解説していきたいと思います。
現代ではスマホ、PC、タブレットの影響やそれらのデバイスの普及に伴うデスクワークの増加によって徐々に猫背の割合が増えてきていると言われています。
ご自身で猫背であることを理解されている方もいれば、整体やマッサージなどで施術を受けた際に説明を受けて気づいた方もいらっしゃるのではないかと思います。
また、施術を受けて一時的に改善したとしても翌日には元に戻ってしまっているパターンもあるため根本改善に繋がるように解説をしていきたいと思いますのでぜひ最後までご覧くださいませ。
- なぜ猫背になってしまうのか?
猫背を治していくうえで非常に重要なのは、その人のライフスタイルにおいて猫背である事が最も効率の良い姿勢であるということを理解し対策することが大切になります。
猫背=背中(背骨)が後方に湾曲した状態になります。
背骨が後方に湾曲することでバランスの良い体勢を保つということは、他の何かが前方に移動している事になります。
何が前方に移動しているのか見当はつきますでしょうか?
ここで前方に移動している可能性が高いのは背骨につながっている頭部と骨盤になります。
特に頭部は体重の約10%程度(4〜6kg程度)と言われており、ボウリングの玉と同じぐらいの重さがあると言われております。
このことからも4〜6kgの重さのあるものが前方に数センチ移動するだけでも首や肩への負担、背骨を丸めてバランスを取らざるを得ない状況が作られるというのは想像ができるのではないでしょうか。
- 猫背の改善策
〈 STEP1 〉
まずはじめに、自身のライフスタイルを振り返ったときに頭部と骨盤が前方に移動する場面がいつなのかを見つける必要があります。
〈 姿勢が崩れそうな場面の例 〉
・デスクワーク
・電車の移動
・学校の授業
・育児
・趣味
・ソファーに座る
睡眠時間を除いた16〜18時間の中で心当たりがないか振り返ってみましょう。
特にお仕事や学校の授業は一日の中で占める割合が多いため、姿勢に及ぼす影響が大きくなります。
〈 STEP2 〉
ライフスタイルの中で可能性の高そうな場面の見当がついたらその中でどうしたら頭部が前に出ないか、骨盤が後傾しないかを考えていきましょう。
ここではデスクワークを例に解説させて頂きますが
・目線が下がると頭が前に出やすくなるためPCの画面の高さを高くする
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・椅子の高さを低くして画面の高さが高くなるように調整する
・座る箇所に傾斜のあるクッションを使用して骨盤を起こし骨盤が後傾にならないように調整する
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このような感じで目線を上げる、座り方(骨盤を立てて座る)といった部分をサポートして上げることで姿勢も崩れにくくなっていきます。
また、猫背を助長する要因としては
・特定の筋肉が固くなる、弱くなる
・腹圧が抜けている(抜けやすい)
などもありますので筋トレやストレッチなども組み合わせていけると良い姿勢を取り戻しやすくなったり維持しやすくなっていきます。
※整体によるメンテナンスを組み合わせるのももちろんOKです
いかがでしたでしょうか。
良い姿勢を作り出すことはもちろん、それを持続、定着させることも大切になります。
姿勢を改善していくことで見た目も変化したり首・肩こりの負担も少なくなりますのでぜひ取り組んでみてください。
本記事が少しでも姿勢改善の手助けになれば大変嬉しく思います。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。