睡眠中の中途覚醒

本記事をご覧頂きありがとうございます。
今回のテーマは寝ている間に起きてしまう中途覚醒について解説していきたいと思います。
本記事をご覧になっている方の中には途中で起きてしまいそのまま熟睡できず、翌日のお仕事や生活に支障が出て生活の質が下がってしまったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では中途覚醒の原因と対策について解説していきますので心当たりがある方は是非最後までご覧くださいませ。
- 中途覚醒が起こる原因
中途覚醒は様々な原因がありますが以下のような外的要因によって起きてしまう場合はそれぞれ原因ごとに対策をするようにしましょう。
【温度】室温が暑すぎる、寒すぎる
【音】夜間の救急車のサイレン、家族のいびき、テレビをつけたままの寝落ち、激しい雨音など
【物理的刺激】子供の寝返り、地震など
ただし、上記のような外的要因に心当たりが無い場合はアプローチの仕方が大きく変わってくるため、外的要因以外の中途覚醒について詳しく解説していきたいと思います。
ここで鍵になってくるのは副腎という臓器から分泌される以下の二つのホルモンにあります。
- コルチゾール
- アドレナリン
どちらのホルモンも様々な働きがありますがどちらにも血糖値を調節する働きがあり、特に就寝時は食べ物で血糖値を上げることが出来ないためホルモンの分泌によって血糖値が下がりすぎないように調節してくれているのです。
コルチゾールはストレスとの関わりも大きく
- ストレス過多の生活が続くことで頻繁に分泌されるライフスタイル
- コルチゾール自体を生成するために必要な栄養の不足
睡眠中は食事ができないため、徐々に血糖値が下がってくる
↓
食事以外の方法で血糖値を上げたいが必要な量のコルチゾールが分泌されない
↓
コルチゾールの代わりのもので血糖値を上げようとする
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アドレナリンの分泌
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中途覚醒
といった流れで夜間に起きてしまうというのが中途覚醒のメカニズムとなります。
- 中途覚醒の対策
対策としましては就寝前のはちみつ(糖がゆっくり体に吸収される)を推奨されることが多いですが、覚醒の度合いは個人差もありますので日々のストレス管理、十分な量のコルチゾールを生成するために必要な栄養の摂取など多方面からアプローチしていくことが大切になります。
また、はちみつ以外のもので血糖値の上昇が緩やかと言われるGI値の低い食べ物を少し食べてみて身体の反応を見てみるのも一つの方法になります。
この辺りは2月3日に公開した「ストレスと栄養」について具体的な栄養の種類についても解説しておりますのでぜひこちらも併せてご覧ください。
↓下のURLをタップすることで該当記事に飛べます↓
https://cococal-gym.com/ストレスと栄養/
いかがでしたでしょうか。
6〜7時間ほどの睡眠時間を確保したとしても途中で起きてしまうことで睡眠の質が低下してしまい、日中眠い、エナジードリンクに頼らざるを得ない、疲れやすいなど心身の活力は低下しやすくなってしまいます。
しっかり休息をとって翌日を活力のある状態で過ごすためにも本記事の内容が参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。