そばの栄養と選び方
本記事をご覧頂きありがとうございます。
本日は年末年始も近づいてきているということで年越しに食べる「蕎麦」について、栄養価や選び方などを解説していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧くださいませ。
- 蕎麦のメリット
蕎麦には以下のようなメリットがあります。
直近で食べる機会は年末になるかと思いますが、栄養価も高いため普段から取り入れていきたい食べ物でもあります。
- GI値が低い
〈 GI値とは?〉
食べた後の血糖値の上がりやすさを表す指数。
高いほど血糖値が急激に上がりやすく、低いほど緩やかに血糖値が上がっていく。
血糖値が急激に上がることで血糖値を下げるホルモンであるインスリンが大量に分泌されることで以下のようなデメリットが考えられます。
・インスリンを分泌する臓器である膵臓の負担の増加→糖尿病の発症リスクを高める
・体脂肪の蓄積の促進
・血糖値が下がりすぎてしまい、また食べたくなる
〈 主な麺類のGI値 〉
・うどん 80
・そうめん 68
・パスタ 65
・中華麺 61
・蕎麦 54
・春雨 32 - たんぱく質が摂れる
そばにはたんぱく質も一定量含まれておりパスタ、中華麺と同じぐらいのたんぱく質が含まれています。
〈 主な麺類のたんぱく質量 〉
・うどん 6g/1玉(230g)
・そうめん 9g/1束(270g)
・パスタ 14g/1人前(250g)
・中華麺 11g/1玉(230g)
・蕎麦 12g/1束(260g) - 栄養が豊富
蕎麦にはたんぱく質以外の栄養も豊富に含まれています。
〈 ビタミン 〉
・ビタミンB1
→糖質の代謝を促進、疲労回復効果
・ビタミンB2
→脂質の代謝を促進、皮膚や粘膜のサポート
〈 ミネラル 〉
・カリウム
→余分なナトリウムの排泄、血圧を下げる
・マグネシウム
→神経伝達の正常化、筋肉の収縮のサポート
・リン
→骨や歯の発達をサポート
〈 その他 〉
・ルチン
→麺類の中では唯一そばに含まれるポリフェノールの一種であり、毛細血管の強化、抗酸化作用、ビタミンCの吸収促進などの効果があります。
- 蕎麦の選び方
十割そば、二八そばなどの蕎麦粉の割合が多い方がたんぱく質、ビタミン、ミネラル、ルチンなどの栄養が多く、GI値が低くなるためおすすめです。
中でも十割そばは小麦粉を使用していないため、グルテンフリーを意識している方も食べられるのが嬉しいポイントになります。
また、日本には日本3大そばというものがありそれぞれ食べ方や作り方が異なるため、旅行などで機会がありましたら食べてみてはいかがでしょうか。
〈 日本3大そば 〉
①わんこそば (岩手県)
②戸隠そば (長野県)
③出雲そば (島根県)
いかがでしたでしょうか。
年越しそば、ダイエット、健康維持など様々な場面で取り入れられる食べ物になりますので目的に応じて取り入れてみてはいかがでしょうか。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。