重金属の蓄積と不調
本記事をご覧頂きありがとうございます。
今回が2024年最後の投稿となります。
本日は重金属の蓄積によって起こる不調について解説をしていきたいと思います。
あまり耳にすることが多くないワードですが、日常生活の中で起こる何気ない不調は重金属の蓄積の影響かもしれません。
また、不調以外にも性格に影響を与えたりする可能性もあります。
少しマニアックな内容ではありますがお悩みの解決の糸口となるかもしれませんのでぜひ最後までご覧ください。
- 有害な重金属
有害な重金属には以下のようなものがあります。
水道水、加工食品、汚染された海域で採れたお魚など、私たちは日常生活において様々な場面で重金属を知らないうちに摂ってしまっている可能性があります。
〈 有害な重金属の種類 〉
・鉛
・水銀
・ヒ素
・カドミウム
・アルミニウム
・ニッケル
など
これらの金属は魚介類(特にマグロなどの大きな魚)、穀類、大豆類、海藻類、食品添加物、水道水(水道管)、塗料などに主に含まれており、長期間体内に蓄積することで様々な不調を引き起こします。
- 現れる可能性のある不調
体内に重金属が蓄積することで現れる可能性のある不調には以下のようなものがあります。
・不安障害
・物や人に対する依存
・感情のコントロール(起こりやすいなど)
・妄想、幻覚
・腸の不調
・パニック発作
・自閉症スペクトラム
・統合失調症
・姿勢不良、運動が苦手
・パーキンソン病
など…
重金属の種類、蓄積の量、蓄積している箇所、蓄積している期間などによって不調の出方は様々になります。
- 重金属の蓄積を調べる方法
重金属の蓄積は以下のような方法を取り扱っているクリニックで調べることができます。
・毛髪ミネラル検査
・手指のオリゴスキャン検査
・尿中重金属排出誘発試験
※保険適応外のため自費診療となります
- 重金属を体内に蓄積させないために
人間の体は本来自然に有害なものは排泄できるような仕組みになっております。
主な排泄の経路としては以下のようなものがあります。
・汗
・リンパ
・便
・尿
つまり逆の行為である汗をかかない、リンパの流れが悪い、便秘、トイレの回数が少ないといった状態を作らないようにするだけでも体外に重金属を排泄しやすくなるのです。
サウナや運動の実施による発汗、水分のこまめな摂取、食物繊維などの十分な便の材料の摂取などを心がけていくことが大切になります。
いかがでしたでしょうか。
症状が多岐にわたるため、重金属の蓄積が原因かどうか判断が難しい部分はありますが発汗の頻度、便秘傾向、水分量が少ない+慢性的な不調の場合で原因が特定できず行き詰まってしまっている場合はこういった重金属が蓄積していないかを調べてみるのも良いかもしれません。
本日も最後までご覧頂きありがとうございました。